部品の表面分析のイビデンエンジニアリング
橋などから部品の一部が劣化して、破片が落下して来ることがあります。このような場合に、表面分析を行うことでこの部品の劣化が起こった原因を突き止めることができます。材料の劣化や腐食は、化学的変化が原因になることがあり、その原因がわかれば、部品の落下が起こらないようにすることができます。このために行うのが表面分析です。
イビデンエンジニアリングでは、走査型電子顕微鏡‐エネルギー分散型X線分析計を用いて、部品の分析を行っています。
この表面分析法では部品の表面に付着している部品由来ではない元素を確認し、付着している元素と部品周辺の環境から部品が劣化した原因を推測し、対策方法を考えることができます。
このような科学的観点から、部品の劣化の原因を調査することができるのです。