柔軟性の高いエロフィンチューブ
熱交換器などに使用される冷却方法には主にプレートフィンとエロフィンがあり、それぞれ特性が異なります。
パイプの熱を熱伝導率の高い金属素材を使用したフィンが吸い上げ、気化熱が発生することで放熱が行われ、パイプの温度を低下させます。
この機能により冷却が必要だったり、一定の温度を保つことが必要な工場や化学プラントなどで採用されています。
プレートフィンの場合は金属のプレートにフィンが備えられており、それと密着する形でパイプが通っていますが、エロフィンの場合はパイプごとにフィンが備えられているのが特徴です。
パイプには剛性の高い素材を使用し、フィンには銅やステンレス、アルミニウムなど熱伝導性の高い素材を使用します。
また、表面に亜鉛などのメッキを施すことで耐腐食性や防錆性を高めることもあります。
プレートの場合は一定のサイズがあり設置可能な場所が限定的でしたが、エロフィンならばパイプ単位で柔軟に設置場所を設定できるのが便利です。
万が一故障が発生した場合でもプレートごと交換していたのに対して、該当するパイプのみを交換すれば済むことから、トラブルからのリカバリーが迅速に行うことができるのも大きなメリットです。
それらの製品を求めているなら、勝川熱工株式会社がおすすめです。
1960年代の創業以来、金属素材を使用して熱を取り扱う製品を数々と世の中に送り出し、数えきれないほどの工場や化学プラントなどで採用された実績を誇っています。